英語を話せるようになりたいけれど
英語を勉強する時間がない
多くの人がそう感じていると思います。
だって、毎日忙しいじゃないですか。
仕事や家事や、日々のタスクに追われて
ゆっくり勉強をする時間がなくて当然です。
でも、その今思い浮かべた「英語」についてちょっと考えてみませんか。
「英語=英語学習、英語の勉強」ではありませんか?
もう一度最初のフレーズに戻ってみましょう。
英語を「話したい」けれど
英語を「勉強する」時間がない。
もうお気づきでしょうか?
英語を「話す」ということと、私たちが捉えている英語の「勉強」との間に
実はギャップが存在するのです。
そしてそのギャップこそが重要な鍵なのです!
もちろん、基本的なセンテンスビルディングのためには
文法を学ばないといけないし、
単語を知らないとそもそも文を作ることも難しいです。
文法も語彙もより知れば知るほど自由度は増します。
時間がある時はどんどんやったらいいと思います。
ただ、時間がありません。
でも話せるようになりたい!のです。
そんな方に朗報です!
実は、机に向かった勉強よりも
「話す」プロセスにより近く
手軽に試せる練習方法があります!
私たちは、言葉なしでは思考ができません。
感情も、言葉なしでは、意味付けることが難しいでしょう。
朝起きた瞬間、何を考えていますか。
「眠いなぁ、もっと寝たい」かも知れませんし、
「朝ごはん支度しないと」かも知れません。
なかなか起きないご家族に対して
「なんで早く起きないの?!」なんてイライラしているかも知れませんし、
朝の支度をしながら、今日の職場での任務について考えているかも知れません。
出勤する駅までの道、
通勤電車の中、
ランチの定食を選ぶ時、
携帯で何かを見ている時、
夕飯の買い物をしている時…
常に、言葉を使って思考しているはずです。
そしてこれらは日本語で行われています。
もう何かお分かりになったでしょう。
この無意識で行っている日本語の思考のどれか一つだけでも
英語に変えてみるのはいかがでしょうか?
電車で1人で乗っている時に携帯を見る代わりに、
見えたものを英語で説明(頭の中で)してみたり、
誰かに伝えるつもりで考えていることを英語に置き換えてみたり…
周りに誰もいないなら、独り言として呟くと尚更良いと思います。
私たちが「話す」前には(もしくは同時に)
行っている言葉の思考を
英語に変えてみることによって、
英語で「話す」プロセスの一部を練習することになります。
これには、
机も、ノートも、ペンも、必要ありません。
まして、特別に時間を設ける必要もありません。
だから、時間のない私たちでも、手軽に実行できます。
そして、1日10分でも、5分でも、毎日行えば
相当な練習になります。
な〜んだ、そんなことか、と思われた方。
一度試してみて下さい。
「あれ?電車に乗る、ってget on? get in???」
「あれ?駅員さんってなんていうだ・・・?」
なんて、意外と色々つまづくポイントがあります。
でもこのつまづくポイントは、実は
あなたが「話す」時につまづくポイントと同じなのです。
そして、知らない単語があった時に、どうやって乗り越えるか。
できればすぐに辞書で調べずに、知っている単語や表現を使って
なんとか表現する。
実際の会話においてはとても重要なスキルです。
そのスキルトレーニングが
時間がなくてもできるなら、試さない手はないと思いませんか?
(私は勝手に「独り言英語」「妄想英語」と呼んでいます😅)
英語学習を一生懸命やっている方にこそ、
この方法を一度試してもらいたいです☺️
今度こそ、English Learnerではなく
English Userになりたい方へ!