「英語が好きだから」
「英語が話せるようになりたいから」
「英語が必要だから」
と様々な理由でたくさんの人が英語を一生懸命勉強しています。

そして、いざ使うチャンスが来た時、
話さなければならない時、
自分の番が回ってきた時、
ドキドキしますよね。
ものすごく。
でも「えいっ」と勇気を振り絞って言葉にした直後

“huh?” (ものすごいトーンで)
と聞き返される。

言語学習をしていて、これ以上にへこむ経験は想像がつきません。
モチベーションがごっそりと削がれる瞬間です。

2番目にへこむのは、
こちらが一生懸命話しているのだけれど、
相手の頭の上に明らかに「?」が並んでいるのが見える時。

だんだん声が小さくなっていきますよね。
なんならフェードアウトしてなかったことにしたくなりませんか。


私自身も、遠い昔、留学時代に経験した
“huh?”はいまだに忘れられません。
軽いトラウマのようにさえ思えます😅
(因みに、この”huh?”というのは、日本語でいう「はぁ?!」とは少し違って
おそらく「えっ?」程度のものなのですが、当時はそれが理解できず、ものすごく落ち込みました。)


実際、最近アメリカへ海外赴任になった私のクライアントの一人も、
スーパーで “water”が通じなくてものすごくへこんだ!!!
という話をして下さいました。
初めは、 ”Excuse me, where can I find bottled water?”と言っていたのですが
あまりに分かってもらえないので、よりシンプルに”water, water”と言い続けたそうです。本人は、「アメリカ英語っぽくするために/t/の音も色々変えてみたのですが・・・。」と話すも、結局、相手の答えは ”huh?”でした。
そして、その日は水も買えずに泣く泣く帰宅したそうです。


たった一つの単語なのに
なぜ伝わらなかったのでしょうか。
何が原因だったのでしょうか。

実は、
たった一つの単語なのに・・・
ではなく、たった一つの単語だからこそ、かもしれません。

“water”で考えると、
このたった5文字に相手が理解するための情報の全てを詰める、
ということになります。
子音の/w/の音
“a”の母音の音
子音の/t/の音
“e”と”r”で構成される音。

そしてその中でも、stress(強調)が置かれる母音の音は
その他の部分より情報としての比重が断然大きいため、
その母音の音が正しくないと
ネイティブにはものすごく理解しづらくなるのです。


そして、このクライアントのケースもこの母音でした。
その後の/t/が、はっきりした音の/t/であろうが、
アメリカ英語のflat tと呼ばれる音であろうが
“huh?”と聞き返される原因とはあまり関係なかったのです。

逆に言えば、
この母音の音(A+coachingでは16個で区分しています)を
たった16個正しく出せるようになるだけで、
今の自分の英語の「伝わり力」が格段に変わり
聞き返されない英語へと進化させることができるのです。


まだまだ見落とされがちな母音の音。
母音がどれだけ重要か、
母音がどれほどパワフルか、
英語を頑張っている人にこそ
理解してもらえると嬉しいです!

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