私たちは1日の間に自分の中で
数えきれない質問と返答を繰り返しています。

今日はどの服にしようか?
今日のランチは何を食べようか?
どうやってこの仕事をこなそうか?
どうして毎日こんなに辛いんだ?
どっちにしようかな?

このような質問に対し
経験に基づいた答えが返ってきて
最終的に判断が下されるという
脳内会議が毎日無意識のうちに行われているのです。

私たちの脳は非常に高性能です。
私たちの質問に対して、脳が検索をし
答えを探し出してきてくれるのですから。

学習と経験に基づいた、より効率的な答えをよりスピーディーに。

更に、脳はいつも私たちの味方です。
私たちが信じている事が「合っているよ!」
と証明するような答えを出してくれます。

例えば、
「なんでまたジムをサボってしまったんだ?」
という質問をしたら、

「意思が弱いから。」
「時間がないから。」
「そもそも運動の素質がないから。」

と返ってきます。

つまり、心の奥で
「どうせ続けられない」ということを信じているために
脳がそれを証明してくれようとしているのです。
あなたの信じていることは「合っているよ!」と
応援(?)してくれているのです(^^;)

だったら、
信じていることの方向性を変えた質問
をしてみてはどうでしょう?

「なんでまたジムをサボってしまったんだ?」
の代わりに、

「どうやったら私は休むことなく、
しかも楽しみながらジムへ通えるだろう?」

と、私はジムへ通うことが前提の質問、
私はジムで運動を続ける、ということを信じた上での質問に。

この質問に対し
脳は驚くほどクリエイティブで
素晴らしいアイディアを返してくれるでしょう。

一度、自分自身が無意識にしている質問に
目を向けて見てください。
意外な自分の傾向に驚くかも知れません。